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告別式の挨拶 [関係ない話]

母が他界した。

ガンだった。70才に3ヶ月ほど届かなかった。
見つかったときには手遅れだった。
それでも、やれるだけの治療はした。
一番つらかったのは私なんかじゃなく、やっぱり母だったと思う。

告別式で喪主として、私が挨拶をした。
こんなにも早く、自分が喪主を務めなければならないことが
訪れるとは。
もちろん、親の死を避けて通れないことは、分かっていたのだけれども。

以下はそのときの挨拶。
メモを持っていて良かった。
何とか声を張り上げて、文字を追うことで
最後まであいさつをすることが出来た。

*     *     *     *     *

本日はお忙しい中、母のために
お集まりいただき、本当にありがとうございます。

健康が自慢の母でしたが、
一昨年の6月にガンを告知され、
それから1年と8ヶ月ほどでこの世を去ることになりました。

今年の元日は初詣に行き、
めずらしく込み合った護国神社で20分ほど並んだのではないか
と思います。
天候が良かったとは言え、
あまり日当たりの良い場所ではありませんでしたが、
しゃがみこむこともなく、参拝を済ませ
お昼はコメダ珈琲でエビフライを食べ、
全く弱っている様子を見せませんでした。

翌日もスキヤキと、寿司を6貫も食べ、
予想以上の食欲に周りを驚かせ、
そのときは誰も
2ヶ月後の今日の日を迎えるとは、
夢にも思いませんでした。

昨年12月に病院の先生に、
「行きたいところや、やりたいことはありませんか」
と聞かれ、
少し間を置いて「ありません」と母は答えました。

突然の質問に、答えを思いつかなかったのかもしれませんし、
自分の体力的に無理だと思ったのかもしれません。

でも最近は、本当になかったのかもしれないと思えてきました。

残念ながら、母は長生きは出来ませんでしたが、
充実した人生を送ることができたのではないかと思えてきました。

これもひとえに、母の人生に関わってこられた皆様のおかげかと思います。

長生きするはずだった母が居なくなり寂しくなりますが、
皆で力を合わせ、早く日常に戻れるようつとめたいと思いますので
母なき後も、引き続き、ご指導よろしくお願い致します。

本日は本当にありがとうございました。

*     *     *     *     *

    ここのところ、ブログを書けなかったのはそんな理由です。
    あまり読んでいる人が気落ちするような内容は書きたくなかったのですが、    
    もう一回ほど母のことについて書いて、
    自分の気持ちを整理したら、
    ぼちぼちと再開して行きたいと思っています。



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